「無意味なことを深く考え、本当の答えを求められることを恐れる。」

72.7cm×60.6cm(F20) 1996年
キャンバスに油彩

  • この頃、自分は多くの悩みを抱えていた。
  • 受験に失敗したことや、将来への不安、好きな女性への思いや、常に緊張している才能のない自分自身のこと。
  • そんな心の中の行き場のない思いを、どこかにぶつけようとして描いた作品。
  • 誰かに自分のメッセージを伝えたかったのだと思う。
  • 展覧会の時、題名と絵をじっくり観て下さった方がいて、「この気持ち何となく分かる」と言われた。うれしかったことを覚えている。
  • 技術的には未熟だが、今でも一番エネルギーが詰まっている作品だと思う。