国展NAGANO2025-1
国展100th 第16回 信州国展《国展NAGANOアートフェスタ2025》概要

■ 国展100th 第16回 信州国展《国展NAGANOアートフェスタ2025》

  会期 2025年11月12日〈水〉→11月16日〈日〉

  会場 松本市美術館入場料=無料

  時間 午前9時→午後5時(最終日は4時まで)

  主催 信州国画会 国展NAGANO実行委員会

  後援 長野県教育委員会、松本市教育委員会、塩尻市教育委員会、安曇野市教育委員会、信濃毎日新聞社、松本市民タイムス

国展100th 第16回 信州国展《国展NAGANOアートフェスタ2025》会期中イベントⅠ

■公開作品研究会「作品の見方・作り方」

2025年11月12日〈水〉 9:30~

作者本人による作品解説と、首都圏から講師を招き国展審査に携わる国画会会員による講評を行います。

作品の見方や作り手の考え方を知りたいという人におすすめのイベントです。

どなたでも無料・予約不要・入退場自由で見学できます。

国展100th 第16回 信州国展《国展NAGANOアートフェスタ2025》会期中イベントⅡ

第15回信州国展 国展NAGANO2023パネルディスカッション

パネルディスカッション「創作の現場~誰にも語らなかった作り手の話~」

2025年11月16日〈日〉13:30~

国画会会員作家ら4名がアトリエを飛び出し、座談会形式の講演で熱い制作談義を交わします。

制作する上で重要なことがらを、同一テーマで多様な作家が考えを語り合うという、貴重な機会をつくることができました。普段語られることのない制作秘話を聞くことができます。

前回100数名以上が参加した人気のイベントです。作家のこころを聞いてみたい人や自分でも制作をしてみたい人におすすめです。お聞き逃しなく。

どなたでも無料・予約不要・入退場自由で聴講できます。

司  会

絵画部 会員‥‥上 原 一 馬

パネリスト

絵画部 会員‥‥畔 上 朝 一

絵画部 会員‥‥飯 嶋 公 子

新しい眼  ‥‥石 川 麻優子

工芸部 会員‥‥小 林 慶 子

ディスカッション内容

 □ 始める時の発想の方法とは

 □ 構図や形・色の決め方は

 □ 技法と表現のバランスは

 □ うまくいく描画のコツは

 □ こだわりの制作の秘密道具は

 □ マチエールはどう出すか

 □ 制作のモチベーションを維持するには

国展100th 第16回 信州国展《国展NAGANOアートフェスタ》出品作家

絵画部

青 木 勇 治   畔 上 朝 一

飯 嶋 公 子   飯 島   基   

上 原 一 馬   碓 井 恵 子

上 條 喜美子   越 山 公 夫

柴 田 久 慶   高 山 正 弘

浜   福 子   山 岸 恵 子

関   美枝子   中 嶋 由美子

降 旗 和 子   町 田 洋 子

丸 山 恵 子   吉 野 易 子

小 林 玲 子   小 松 紘 一

小 松 秀 徳   増 田 登志子

山 本 和 子   吉 沢 信 幸

吉 田 嘉 名   石 川 麻優子  

大 森 康 一   こばやしようこ

バ バ モエナ

版画部

柴 田 吉 郎

工芸部

小 林 慶 子   谷   進一郎

小 林   登   羽毛田   操

写真部

川 澄 陽 一

 

国展とは―自由を求めた作家たち

国展とは 歴史

出典:「日本史のアーカイブ」(東京法令出版)明治の文化⑤洋画

もともとは、官展であった「文展」の閉塞感から、自由な表現と発表の場を求めた作家達が設立した展覧会です。

「自由な創作ができなければ本物の芸術は生まれない ―」。「文展」の一部幹部による不透明な審査への疑問が、発足時の出発点であるため、国展は今もすべて「合議」による運営方法をとっています。

匿名・多数決でプロの作家が新しい作家を審査するというスタイルは現在も続き、「新鮮で価値ある本物の表現」を評価し、輩出し続ける展覧会となっています。

国展の創立に寄与した柳宗悦を中心とする2019年に「民藝」は100年の節目を迎えました。松本民芸の中心地である松本市でも、展覧会「アウト・オブ・民藝」が開催されるなど、歴史を含めあらためて国展の活動に対する評価が高まっています。

2026年に国展は100回記念展を迎え、節目であるこの年、全国各地で記念展が開催されています。国展作家の多い信州長野県では、県内作家らの作品をまとめた記念図録が発行されました。

信州国展とは―中央文化の風を信州へ

「信州国展」は国展の長野県内作家による展覧会です。3年に1度の信州国展は今回で16回目を迎えます。

全国に出品作家のいることも国展の特徴です。全国規模の審査にもまれ、首都圏で学んだり活動した芸術文化の風を、地元信州へ広めていくことを作家達は使命だと考えています。

信州・長野で養われた感性を中央へ、中央の芸術文化の風を長野へ。信州国展の作家達は県内の芸術文化の振興に努めています。

今回の信州国展は―活躍する長野の作家たち

今回の信州国展には、絵画部29名、版画部1名、彫刻部1名、工芸部4名、写真部1名、計36名が出品します。

絵画は油彩やアクリルから半立体まで新たな素材を生かした作品。版画は木版画などの線の集積による手の込んだ作品。彫刻はテラコッタなどを使った風合いのある人体作品。工芸は木工芸や漆工芸など信州の伝統技術を盛り込んだ作品。写真は風景写真に写真技術を駆使した作品。など5部門によるバラエティーに富んだ作品の数々が出品されます。

この3年間で、この信州国展のメンバーの中から絵画部6名が国展の本展で受賞しました。中央で評価される県内作家の作品が、県内で見られる貴重な機会です。

信州国展から国展NAGANOアートフェスタへ

前回展から、既存の出品者のグループ展から、新人作家を広く県内から募り、作家同士が互いに刺激し合う展覧会へとリニューアルしました。

同時開催の新人選抜企画展《新しい眼 in NAGANO 2025》は、長野県内から選抜された、新しい感性を持つ作家達の作品を展示する企画展です。長野県内で活動する新人作家の発表活動支援し、県内美術界の活性化を図ることを目的として開催されます。100年記念を機会に、今回は今後の活動が期待される30名もの新人作家の作品が展示されます。

3年に1度、長野県内の匠と新人が共演する美術の祭典として、長野県美術界の活性化を目指します。

国展NAGANO2023の様子 ①

国展NAGANO2023の様子②

国展NAGANO2023の様子 ③

新しい眼 in NAGANO 2025
同時開催

 

 

新人選抜企画展《新しい眼 in NAGANO 2025》

長野県内から選抜された、新しい感性を持つ作家達の作品を展示する企画展です。

長野県内で活動する新人作家の発表活動支援し、県内美術界の活性化を図ることを目的として開催します。

30名の新人作家の作品が展示されます。

 

 会期 2025年11月12日〈水〉→11月16日〈日〉

 会場 松本市美術館・入場料=無料

 時間 午前9時→午後5時(最終日は4時まで)

 主催 新人企画展「新しい眼 in NAGANO」実行委員会

 後援 長野県教育委員会、松本市教育委員会、塩尻市教育委員会、安曇野市教育委員会、信濃毎日新聞社、松本市民タイムス

新人選抜企画展《新しい眼 in NAGANO 2025》 会期中イベント

 

第15回信州国展 国展NAGANO2023パネルディスカッション

 

■ギャラリートーク「ボクらはコウして」

2025年1月16日〈日〉11:00~

新人選抜企画展出品者によるトークイベントです。

作家自身が作品について分かりやすく解説します。

新しい美術表現や新人作家の今に興味がある人におすすめです。

新人選抜企画展《新しい眼 in NAGANO 2025》 出品作家

〔絵画〕

石 井 知 佳   いとう 美 香

岩 井 美 樹   大 澤 志 乃

小 口 裕 子   草 深 友 貴

小 林 賢次郎   小 松 三千子

塩 原 理絵子   柴 田 祐 子

嶌 田 美 沙   清 水 孝 子

清 水 直 子   下 島 和 子

杉 浦 加津美   高 寺 美 桜

高 橋 拓 児   滝 沢 美 穂

田 口 美 帆   成 田 光 留

西 澤 優 香   野 田 ふ み

樋 口 はづき   まさき み ほ

宮 澤 洋 祐   和 田 春 奈

〔彫刻〕

関 留 莉 香   蛭 田 香菜子

山 田 実 穂   由 井 彩友香

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