第13回 信州国展 概要 | ■ 第13回 信州国展 会期 2017年3月23日〈木〉→3月28日〈火〉(27日〈月〉休館日) 会場 松本市美術館・入場料=無料 時間 午前9時→午後5時(最終日は4時まで) 主催 信州国画会 後援 長野県教育委員会、松本市教育委員会、塩尻市教育委員会、安曇野市教育委員会、信濃毎日新聞社、松本市民タイムス |
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第13回 信州国展 会期中イベントⅠ | ■作品研究会「作品の見方・作り方」 3月23日(木) 9:30~ 作者本人による作品解説と、首都圏から講師を招き国展審査に携わる国画会会員による講評を行います。 作品の見方や作り手の考え方を知りたいという人におすすめのイベントです。 どなたでも無料・予約不要・入退場自由で見学できます。 |
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第13回 信州国展 会期中イベントⅡ |
■パネルディスカッション「創作の現場~作品が生まれるまで~」 3月26日(日) 13:30~ 国画会会員作家ら6名がアトリエを飛び出し、座談会形式の講演で熱い制作談義を交わします。 制作する上で重要なことがらを、同一テーマで多様な作家が考えを語り合うという、貴重な機会をつくることができました。普段語られることのない制作秘話を聞くことができます。 前回100数名以上が参加した人気のイベントです。作家のこころを聞いてみたい人や自分でも制作をしてみたい人におすすめです。お聞き逃しなく。 どなたでも無料・予約不要・入退場自由で聴講できます。 司 会 絵画部 会員‥‥上 原 一 馬 パネリスト 絵画部 会員‥‥飯 島 基 絵画部 会員‥‥碓 井 恵 子 絵画部 会員‥‥柴 田 久 慶 版画部 会員‥‥波 岸 康 幸 工芸部 会員‥‥谷 進一郎 写真部 準会員‥荒 井 道 彦 ディスカッション内容 □ 作品のこころは 何をどう込めるのか □ 技法と表現の方法とは 技法と表現のバランスはどう取るか □ 制作の秘密道具は 道具へのこだわりは □ 構図や形を決め方は エスキース(下絵)はどのようにするか □ 色の選び方や使い方は 色彩の生かし方やバランスは □ マチエールはどう出すか 質感を出す際 気をつけることは □ 制作のモチベーションを維持するには 制作活動を継続させる心がけは |
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第13回 信州国展 会期中イベントⅢ | ■工芸部ギャラリートーク「カタチとワザ」 3月26日(日) 15:30~ 信州国展出品者による工芸部による解説・対話形式のトークです。 作家自身が作品について分かりやすく解説します。 工芸作品の魅力や見方・匠の技に興味がある人におすすめです。 |
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第13回 信州国展 出品作家 | 絵画部 飯 島 基 上 原 一 馬 碓 井 恵 子 上 條 喜美子 北 原 勝 史 越 山 公 夫 柴 田 久 慶 高 橋 靖 夫 高 山 正 弘 浜 福 子 山 岸 恵 子 山 田 一 道 畔 上 朝 一 飯 嶋 公 子 金 丸 和 雄 小 林 修一郎 青 木 勇 治 有 賀 正 吉 井口 賀素己 柄 沢 美恵子 小 松 秀 徳 関 美枝子 高 畑 由紀子 田 中 哲 夫 土 橋 佳 子 寺 尾 久 子 伴 野 平 畑 斡 子 降 旗 和 子 増 田 登志子 丸 山 恵 子 吉 田 嘉 名 吉 野 易 子 大 澤 章 子 大 脇 弘 造 小 林 玲 子 小 松 紘 一 高 山 俊 子 馬 場 紀 子 町 田 洋 子 山 本 和 子 吉 沢 信 幸 版画部 沖 浦 卓 夫 京 野 早 苗 柴 田 吉 郎 白 鳥 勲 波 岸 康 幸 山 浦 久 人 池 内 通 子 工芸部 北 原 進 谷 進一郎 小 林 慶 子 小 林 登 保 原 崇 写真部 和 田 亘裕樹 荒 井 道 彦 川 澄 陽 一 植 田 清 志 高 山 猛 海 |
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国展とは―自由を求めた作家たち |
出典:日本史のアーカイブ(東京法令出版)明治の文化⑤洋画 もともとは、官展であった「文展」の閉塞感から、自由な表現と発表の場を求めた作家達が設立した展覧会です。 「自由な創作ができなければ本物の芸術は生まれない ―」。「文展」の一部幹部による不透明な審査への疑問が、発足時の出発点であるため、国展は今もすべて「合議」による運営方法をとっています。 匿名・多数決でプロの作家が新しい作家を審査するというスタイルは現在も続き、「新鮮で価値ある本物の表現」を評価し、輩出し続ける展覧会となっています。 今年度国展は第90回の節目を迎えました。長野県内でも佐久市立近代美術館で大規模なコレクション展『国展の作家たち-創作の自由を求めた90年-』が開催されています。歴史を含めあらためて国展の活動に対する評価が高まっています。 |
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信州国展とは―中央文化の風を信州へ | 「信州国展」は国展の長野県内作家による展覧会です。三年に一度の信州国展は今回で13回目を迎えます。 全国に出品作家のいることも国展の特徴です。全国規模の審査にもまれ、首都圏で学んだり活動した芸術文化の風を、地元信州へ広めていくことを作家達は使命だと考えています。 信州・長野で養われた感性を中央へ、中央の芸術文化の風を長野へ。信州国展の作家達は県内の芸術文化の振興に努めています。 |
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今回の信州国展は―活躍する長野の作家たち | 今回の信州国展には、絵画部42名、版画部7名、工芸部5名、写真部5名、計59名が出品します。 絵画は油彩やアクリルから半立体まで新たな素材を生かした作品。版画はエッチングやアクアチントなどの線の集積による手の込んだ作品。工芸は木工芸や漆工芸など信州の伝統技術を盛り込んだ作品。写真は風景写真の他CG技術と写真の融合を試みる作品。など4部門によるバラエティーに富んだ作品の数々が出品されます。 この3年間で、この信州国展のメンバーの中から絵画部5名、版画部1名、工芸部2名、写真部1名、計9名が国展の本展で受賞しました。中央で評価される県内作家の作品が、県内で見られる貴重な機会となっています。 |
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